「はめ込みヒール」がちょっぴり微妙だったので、別のかかとを編む練習をしてみました。
今回編んだかかとは編み物本でよく見る「増やし目と減らし目だけで編めるかかと」です。段の両端で減らし目をしていった後、減らし目をした段から目を拾いながら増やし目をして、かかとに仕上げていく編み方。
↓参考ページ
以前 編み物本を見ながら靴下を編んだときも、上記ページのような編み図を見てかかとを編んだのですが、あまりうまく編めませんでした。
拾い目をしたところがグチャグチャして見えて、履くと隙間もあいてしまいます。
「毛糸ピエロ」さんで無料公開されている靴下の編み図でも、同じスタイルのかかとが掲載されているのですが、違うところは「端を1目立てて減らし目をしている」ところ。
↓参考ページ
端を1目立てて減らし目をすることでスッキリして見えそうですし、拾い目をする場所もわかりやすそうです。
なので試しに編んでみました!
手持ちの編み物本に「拾い目をする段に印を付けるとわかりやすい」と書いてあったので、マーカーを付けながら編んでみました。ジャラジャラ。
いつも「右上二目一度」をした目がそろわないので、今回は右側は「ssk」という方法で減らし目をしてみました。Slip Slip Knit (すべり目 すべり目 表目?) の略だそうです。
ちょっと歪ですが、普通に右上二目一度をするよりはキレイなラインで編めました。今度から右上二目一度をするときはこの編み方でいこう。
こうして編めたかかとがこちら(sskをした方)
反対側はこんな感じ(左上二目一度をした方)
端1目を立ててないかかとと比べて。
※左のかかとは3号針、右は1号針で編んでます。
反対側。
スッキリした見た目でなかなかいい感じです!隙間も気にならず履き心地も問題なし!
ちなみに足首・かかと・甲が交わる部分ですが、穴埋めでよくやる「渡り糸を拾って二目一度」にするのではなく、輪に戻すときにかかとの前の段の目と目の間を拾い、次の段で二目一度にしてます。動画が公開されているのでそちらを参考に。
「引き返し編みとかラップ&ターンとかまだよくわからないけど靴下編みたい」という私のような人間には簡単に編めて良さそうです。次に靴下を編むときは、このかかとで編んでみようかな!